宗教を作りたい

存在がある。

存在があり、初めて人間はその存在を認識することができる。

人間が存在を認識する以前に、内部で存在についての処理を行う過程が入る。

では、そもそも存在がある以前の状態は、どのような状態で、どのような過程により存在が生まれるのだろうか。

「存在の以前の状態が神の領域で、神の領域から存在を生み出す過程そのものを神と定義する宗教」を作りたい。

けど、宗教として成功するには、人間どもに対して、この思想によって人間に齎される「うまみ」がなければならない。

では、こう考えよう。

人間に与えられた、他の生物と異なる大いなる相違点は「知性」である。

知性があるので、存在から認識の過程を「処理」することができる。

先ほど定義した、神の領域及び神は、「処理」を超越するものであり、例えば人間が「ビッグバンより以前、宇宙が存在する前はどのような状態だろう」という問いに対し挑戦するようなものである。

これらは「神のみぞ知る」であり、人間が考えようとするのは浅はかである。「”存在”の以前は神の領域なのだから、人間が踏み込むべきではない」と「知性」によって認識を行うことで、その人間は新たなステージへと上昇し、解脱=死によって、新たなる「知性」を手に入れる。

新たなる知性とは、それすなわち「神」である。

つまり、この宗教は多神教なのだ。この世界は、「神」のステージへと到達した英雄たちによって、無=神の領域から、存在が生み出されているのだ。

心の病気の治療をしながら学業と仕事を両立するのは自分にはキツかった話

出会いと別れの春, 青春の夏, 躁鬱の秋, 鬱の冬ですね。

どうもフレキです。

去年適応障害と診断された

ご存知の方もいるかと思いますが、自分は高専3年生の時に関西の高専から関東の高専に転校しました。

転校してすぐの頃は新しい環境に慣れさせたり、コンテスト等で忙しかったりと、色々あって適応障害と診断されました。

何回か自殺未遂を経験し、高専4年の頃には落ち着いてきましたが、現在も治療中です。

今年は不眠症と診断された

新しい環境には慣れましたが、仕事と学業の両立が忙しすぎて適応障害を再発、夜なかなか眠れず不眠症と診断されました。

これがなかなか辛いもので、精神安定剤をODして救急車に運ばれたり、家に警察が来たりと、いろいろなところにおせわになりました。

その節は大変申し訳ございませんでした。

心の病気を治療しながら高専に通うのは意外とキツい

さて、この記事の本題です。

私はすでにとある会社の内定をもらっており、親からのプレッシャーもあるため何としてでも高専をストレートで卒業しなければなりません。

高専というのは進級条件が普通の高校より厳しく、きちんと学校に通って課題を出しテストの点数を取らなければ卒業することはできません。

また、自分は一人暮らしのため生活費を稼がなければならず、仕事をしないと食っていけないため、病気だからといって仕事を休むと今度は餓死します。

ど う し て こ ん な こ と に ....

思えば昔はしがない中学生で、中の上くらいの頭の出来で普通のガキでした。

今思えばプライドが人一倍高かったのかもしれません。

それが高専に入り、Twitter に入り浸ると状況は変わります。周りは天才たちばかり。プライドの高い私は負けてられません。

必死にプログラミングを勉強し、必死にコンテストに出て実績を積みます。 結果生まれたのは実績だけ無駄にあり、過剰な人望を寄せられた詐欺師の学生エンジニアです。

しかし一旦そんな状態になると、仕事もせず学校にもいかず、家で心の病気を治療する自分の姿が許せないのでしょう。本来ならそうあるべきなのですが、プライドの高い自分は自分で自分を追い込み、みんなの期待に沿うキラキラ高専生を演じ続けます。

毎日元気な自分を演じ、学校に通い、無心でプログラミングの仕事をこなします。

あの頃の夢と希望を持った中学生の頃の自分はもういません。

プライドが高すぎる奴はダメだ

4年間高専生をして自分で出した結論はこれです。

多少高いプライドは必要ですが、自分のように過剰にデカいプライドを持った奴は、目先の人望と実績だけを求め今日も心を無にして学校に行き、仕事をします。

キラキラしてるでしょうか。私はそうは思いません。

キツいです。

2年間プロコンに強い高専で修行したあと別の高専に転校したら良い感じに成長できた話

この記事は茨城高専アドベントカレンダーの15日目の記事です。

もう15日は過ぎてるのですが、なんとなくこの記事を書きたくなったので空いてる日付のやつに登録しました。

この記事の結論

元いた高専は組織・コミュニティとしての力が大変にあり、転校先の高専は個々の学生たちの技術力が大変に強いです。

それぞれの高専にメリットがあり、組織が強い高専のメリットと個々が強い高専のメリットは同時に得ることが難しいので、転校することで短い高専生活で効率的に様々な能力吸収することができました。

もといた高専について

僕が元々いた高専は、高専プロコンに非常に強い高専でした。僕が1年の段階で最優秀賞を3年連続でとっており、自分もプロコンをやりたいと思い入学した感じです。

2年間の修行

入学してすぐに高専プロコンをやってる研究室のドアを叩き、1年生からプロコンに関わらせてもらえることになりました。

初めて先生に「あの、この研究室にこいって言われたんですけど...」って恐る恐る言ったら、「こいって言われたから来たの?」と怒られたことを今でも覚えてます。(良い経験だった)

この瞬間から自主性について色々と叩き込まれたと思います。

1年生

1年生の時はパソコン甲子園に出る事になるプロジェクトに関わらせてもらいました。

予選資料を過去の先輩の資料を参考に見よう見真似で作ってみるのですが、なかなかOKが出ず何十枚も同じ資料を書いた思い出があります。

この時は資料作成の肝など何も分からず、先輩や先生の意見を参考に何度も試行錯誤を重ねて資料を完成させていきました。

パソコン甲子園のことを同時にやりながら、先生から「とりあえずこれに出な」と勧められHackU 2018 in NAGOYAに出場し、ここでも何度も先生にアドバイスを頂きましたね。無事、HackUは最優秀賞を取れました。

1年生はとにかく多くのコンテストやハッカソンに出て、その度に資料を作りまくって資料作成の基本のキを学んだ1年です。

2年生

パソコン甲子園のプロジェクトのリーダーとして出ました。

2年生の4〜7月が元いた高専での生活の中で1番キツかったと思います。 何十枚、何百枚と予選資料を書き、何度も先生に修正をくらって半泣きで修正してた記憶があります。

無事予選に通り、今度は実装をしながらリーダーとしてプロジェクトマネジメントをしなくてはいけません。

1年生の時はマネジメントなんて一切気にせずやってましたが、この時初めてマネジメントの難しさを体感し、これまた半泣きで夜遅くまで作業をしていた記憶があります。

アイディア出しで何十個とアイディアを出し、その度にダメ出しを食らって、N回目に先生に「うん、良いんじゃない。これでいこう」と言われた時はマジで泣きました。

転校

2年生の後半くらいから暗号に興味が出始めて、暗号の研究室がある別の高専への転校を意識し始めます。

転校試験を受けて合格し、とある高専に3年から転校することになりました。

3年生

とにかく周りが強いです。

元いた高専はプロジェクトマネジメント力・資料作成力は組織的に非常に強かったのですが、転校先の高専の学生は純粋な技術力が非常に高かったです。

3年生は未踏ジュニアに採択され、ただひたすらコードを書いてた記憶があります。

別の高専に転校し未踏ジュニアの応募資料を書いてる段階で、初めて自分の書類作成能力が飛躍的に伸びていることに気づきました。 2年間元いた高専で修行した成果を感じられ、転校先の高専で周囲の力にヒィヒィ言いながらコードを書く生活は「良い意味で転校して良かった」と感じることができました。

4年生

いくつかの仕事を抱えるようになり、仕事をやりながら友達と高専プロコンに出ました。

この段階になるとなんとなく「ウケる資料」と「ウケない資料」の見分けがつくようになり、コンテストの予選に通らせるくらいならどうってことなくなりました。

はい、調子に乗りすぎです。資料作成能力について自分の能力を過信し過ぎ、プロコンでプチ炎上しました。

4年生で得た知見は、調子にのらないです。

転校してわかったこと

組織力が強い高専から個々の力が強い高専に転校するのは、大変良いです。

なんたって、組織としての力が非常に強い高専では、代々受け継がれた資料作成の肝やプレゼン方法、プロジェクトマネジメントの仕方を叩き込まれます。個々の学生たちが強い高専では、周りに遅れをとらまいと自分を奮い立たせることができ、元いた高専でまだ未熟だった自分の技術力にさらに磨きをかけることができます。

もちろんデメリットもあります。

環境がガラッと変わるというのは体にとって大変な負担であり、きちんとメンタルケアをしないとすぐ鬱になります。(実際なりました)

が、やはりメリットの部分が大きく、自分は良い意味で転校して良かったなと実感します。特に「臨機応変になんとかする能力」が1番身についたと思います。

終わり

最後まで読んでいただきありがとうございました。

学校Wi-FiはなぜTwitterの画像が見れないのか、その謎を解明すべく我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった

はじめに

私が所属している学校では、インターネットを使用する際は校内にあるHTTPプロキシに接続しなければなりません。

そのため、HTTP及びHTTPS以外は通信できないので、UDPの通信等は校内では不可能になっています。(TCPでも、例えば校外サーバへのSSH通信などはできません)

しかし、HTTP及びHTTPS通信でもTwitterの画像だけは表示されません。

なぜなのでしょうか?そのなぞを解明すべく我々調査隊はアマゾンへと向かいました。

ブラウザでとりあえず確認

ブラウザの開発用画面のネットワーク部分を見ます。 画像は載せませんが、pbs.twimg.com というTwitterの画像サーバだけがHTTPステータスコードが403でした。 つまり閲覧禁止です。

つまり

HTTPプロキシ側でTwitterの画像サーバだけがフィルタリングされているだけでした。

なぜフィルタリングされている?

以下の内容は全て私の推測です。

プロキシサーバは、外部ネットワークとの通信を中継することでユーザの一元管理やフィルタリングが可能になり、内部ネットワークのセキュリティ確保等の理由に使用されます。 その他に重要な役割として、プロキシサーバでは1度通信した内容(Webページの情報など)をキャッシュしておくことで、プロキシサーバ利用者が何度もアクセスするようなサーバとの通信を高速化が期待されます。

ん?プロキシサーバ利用者が何度もアクセスするようなサーバ?

そうです、Twitterですね。 Twitterに流れてくる膨大な画像コンテンツをキャッシングしていたら、どうなるでしょうか。当然サーバのストレージ容量を圧迫してしまいます。

そのため、わが校のプロキシサーバではTwitterの画像サーバがフィルタリングされているのだと推測しています。

どう回避するか

HTTPプロキシ経由でのVPNサーバ接続

VPNサーバは国内to国内だとUDPでの利用が多いですが、TCPでももちろん通信可能です。 つまり、校内プロキシサーバとVPNサーバとの通信をHTTPorHTTPSでトンネリングすれば、アクセス先を秘匿化できTwitterの画像を閲覧することが可能になります。

OpenVPNを使用したVPN通信 with HTTPトンネリング

/etc/openvpn/server.confOpenVPNのサーバ設定において、まず proto tcp と記述し使用するプロトコルTCPとしておきます。 そして、

http-proxy プロキシサーバのIPアドレス プロキシのポート番号

のようにしてhttp-proxyディレクティブを追加すれば設定完了です。

さいごに

この記事の内容を実践して発生したあらゆる怒られは、筆者は責任を負いかねます。

技術アルバイト探し実践入門【個人的所見】

はじめに

これは筆者の個人的な所見と経験だけで書いた技バ探しのブログです。

「この方法もあるじゃん」「そんな方法よりこっちの方が効率良いじゃん」といったご意見もあるかと思いますが、温かい目で見て頂ければ幸いです。

(技バ探し その1)Wantedly

Wantedlyというそこそこ有名(だと筆者は思っている)な求人情報サイトがあります。

多くのベンチャー企業がこのWantedlyでアルバイトやインターン、正社員を募集しています。筆者もこのサイトで技術アルバイトを見つけて、今はそこで働いています。

個人的なWantedlyの印象は「意識高いベンチャーと意識高い大学生が使っている意識高めの求人情報サイト」です。

まあけど求人の数はかなり多いほうだと思うので、技バ見つける程度だったら結構良いサービスだなぁと思っています。

まずはWantedlyに登録してみよう

Webページからの登録もできますが、私はスマホアプリから登録しました。

Wantedly Internというスマホアプリがあるので、それをインストールしましょう。iOSの人は↓↓

apps.apple.com

プロフィールを充実させる

Wantedlyに登録したらプロフィールを書け的なこと言われると思います。ここで、意識高すぎず低すぎずなプロフィールを書くことを個人的におススメします。

Wantedlyのプロフィールにキャッチコピーを書くところがあるんですが、そこで「世界をよりよくする」とか「世界に衝撃を与えるサービスを出す」とか、あとは人生経験豊かそうなことを書いてる人をよく見かけます。意識を高く保つのは良いことなので止めはしませんが、そのキャッチコピーに見合った実績やスキルが無いならやめた方がいいんじゃないかなーと個人的に思っています。

ちなみに筆者はキャッチコピーの欄は何も書いていません。

自己紹介

キャッチコピーの下に自己紹介を書くところがあると思います。ここは、

  • 自分の経歴やスキルの簡単な要約
  • 興味があること
  • どんな企業では働きたいか

程度で良いんじゃないかな~と思っています。なぜなら、実際の企業に「働きたいです」って意思表明をしたときに、その企業があなたのプロフィールを覗きに来ると思います。これが~10人程度だったらまだよいですが、何十人、はたまた何百人もその企業に働きたい意思表明をしていた時、あまりに長いプロフィールは読む気失せません?僕は失せます。

なので、「自分は凄いんだぜ!採用したいだろ!」って感じのをシンプルにさりげなく書いたら良いんじゃないかなーと思います。

下の写真は僕のWantedlyの自己紹介文です。

f:id:hahayata:20200309174436j:plain

その他の登録事項

他には経歴やスキル、受賞歴などを登録するところがあるので、その辺はまあ嘘をつかずに、正直に書けば良いんじゃないかなと思います。

実際に企業を探す

スマホアプリなら、画面下部にメニューを選ぶところがあると思うので、1番左のボタンを押してみてください。

そしたら、様々な企業の募集が現れると思います。

画面上部にキーワードを入力するところがあると思うので、例えばRailsの技バを探したかったら「Ruby on Rails」というキーワードを登録すると良いと思います。

エントリー数を見る。

さて、下に実際の企業一覧の画面の写真を貼っています。(企業名などは隠しています。) f:id:hahayata:20200309175549j:plain

気になる企業があればその企業をタッチしてみましょう。

このような画面が現れるはずです。(社会性フィルター通し済)

f:id:hahayata:20200309175729j:plain

ここで注目してほしいのは、青色の線で囲んだエントリー数です。

Wantedlyでトップに出てくるような企業はエントリー数が数百という規模がざらにあります。

100エントリー程度だったらまだ希望はありますが、500エントリーとかされてるやつに応募しても企業の人が反応してくれる率は低そうな感じです。

逆にあまり少なすぎても不安なので、個人的には50~150エントリー程度の企業に目星をつけて応募しています。

あとは自分で頑張る

自分に合いそうな企業があれば「話を聞きに行きたい」ボタンを押して積極的に企業とコンタクトを取り、技バを確保しましょう。

(技バ探し その2)人の紹介

技バ程度だったら知り合いの紹介で結構入れたりします。私の2個前の技バ先は他高専の先輩の紹介からでした。

色んなイベントに参加する

人の紹介で入るなら、1番早いのは色んなイベントに参加することです。

高専生なら高専カンファとかアリですね。あとは技術系の勉強会とかワークショップとか、その他カンファレンスなどです。

あとはコンテストに参加しても良いです。高専生なら高専プロコンとか。あとはHackDayとかHackU....etc

そういうイベントに参加すると企業の人がスポンサーとして来てたり、つよつよな大学生高専生が参加してたりします。

そういう人たちに歩み寄って名刺を交換し、お話したりすることで仲良くなります。(ここで自分の得意分野やスキルをさりげなく喋っておくと良いです。)

そんで「実は今技術アルバイトや長期インターン先を探しているのですが、良い企業さんとかご存じないでしょうか...?」と聞いてみてください。

運が良ければ技バ先GETです。

Twitter

Twitterを活用するのもアリだと思います。フォロワーの多い方であれば、自分の得意分野やスキルなども書いたうえで技バ先募集のツイートをしたりすると、案外企業さんからコンタクトが来たりします。Twitterに関しては下手なこと書くと怖いお兄さんから怒られてしまうので、あまり触れないでおきます。

おわり

最後まで読んでいただきありがとうございます。もし間違った情報があれば、コメントでご指摘して頂ければ幸いです。

【転校エントリ】高専→高専で転校するまでの経緯など

注意

様々な事情で、どこ高専からどこ高専に行くかの具体的な名前は書かないでおきます。よろしくお願いします。 代わりに、今いる高専をNOW高専、転校先の高専をGO高専としときます。

なぜ転校するのか

研究室

まあまずデカイ理由として、私は暗号理論を研究したいのですがNOW高専には暗号の研究室がありませんでした。色々な高専を調べた結果、GO高専にいい感じの暗号の研究室があったので、これは行くしかないと思い転校を決意しました。大学で研究すればよくね?って思うかもしれませんが、私の研究したい耐量子コンピュータ暗号分野はまだ日本に研究室が少ないので、大学に行っても本当にやりたいことができるか分からないし、なるべく早く自分のやりたいことをしたいなと思った次第です。

成長

同じ学校の人が見たら「なんやこいつ」って思うかもしれませんが、私は比較的クラスの中でもプログラミング関連のことがよくできた方だと思います。そのこともあってか、すごいねとチヤホヤされることがたまにありました。非常に嬉しいことですが、ここでその言葉を鵜呑みにしていたら確実に井の中の蛙になってしまうと思いました。井戸の中に落ちる前に、私よりももっと凄い人達がいるGO高専に行き刺激を受けた方が私の成長にとってより良いものになるだろうと判断しました。

カリキュラム

NOW高専にはセキュリティのことを詳しくやる授業や、アセンブリなどの低レイヤを主に扱う授業が少なかったです。個人的にはそういったカリキュラムの方が受けてみたいなと思っていたので、その希望にいい感じにマッチしたのがGO高専でした。

NOW高専でやったこと

どうせなのでNOW高専でどんなことをやってきたか色々書こうと思います。

入学

小学2年生の時からパソコンでYouTubeを視聴し、小学4年生からVBScriptでプログラミングを始めるなど、子どもの時からコンピュータ関連に強い関心を抱いていました。そんなこんなで、実家から少し離れた高専の情報系学科に入学することになりました。

〜1年生夏まで

高専入学して間もないので何をすればいいのか分からず、とりあえず教員に勧められたHackU 2018 in NAGOYAに出場しました。運よく最優秀賞を取ることができ、この経験は今でも私のモチベになっています。

〜2年生春まで

適当に定期テストなどをこなし、主にPythonでのLINE BOT開発に精を出していました。何かハッカソンに出るたびにLINE BOTを開発し、僕のお家芸と化しました。1年生の3月にシステム創世コンテストに出たのですが、そこではSigFox賞を取ることができました。京セラさんありがとう。後高専プロコンにも出たよ。

〜2年生秋まで

非正規メンバーですが、パソコン甲子園で作る作品の基盤作成をやってました。Ruby on Railsで開発したんですが、Railsでやることは僕1人が担当していたのでキツかったです。けど、正規メンバーちゃんがちゃんと準グランプリ相当のベストアイディア賞をとってきてくれたので嬉しかったですね。後またまた高専プロコンにも出ました。去年と違い私が全体的な開発を担いましたが、当日うまく動かず申し訳なかったです。

〜そして今

また別のコンテストに向けて開発を進めています。今思えば、コンテストに出まくった2年でした。しかしその度に大きな成長をし、今の自分ができていると思います。2年間ありがとう。

新しい高専でやりたいこと

コンテスト関連

とりあえず高専プロコンに出たいよね。今年の課題部門のテーマが面白そうなのでぜひ出たい。

イベント

いろんなイベントを開催しまくりたい。NOW高専では高専カンファやハッカソンを開催してきたけど、そういったイベントをGO高専でもいっぱい開いて、賑やかにしていきたいね。色々アイディアのストックはあるので。

お勉強

暗号が好きなので、暗号理論とそれに伴う数学を勉強したい。定期テストはそこまで重要視していないので、留年しない程度で頑張ろうと思う。

最後に

ここではあまり転校制度について詳しく書きませんでした。高専高専の転校制度について知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。

hahayata.hatenablog.com

高専から高専への転校実践入門

注意書き

  • この記事には、固有名詞を一切含んでいません。
  • この記事には、いかなる組織や個人への不満、その他誹謗中傷を一切含んでいません。
  • この記事に書いてあることを実践したことで起こったいかなる損害に対し、筆者は一切の責任を負いかねます。

はじめに

これは、筆者が実際に受験した高専から高専への転入学試験を参考に、転入学するまでの流れや注意点を記載した記事です。

よくある疑問・勘違い

そもそも高専の転入学制度なんてあるの?

ほとんどの高専には存在しますが、たまに無い高専があります。転入学を希望する際には、必ず希望先の高専の教務係へ問い合わせる必要があります。

親の転勤とかの理由じゃないと転校できないんじゃないの?

そんなことは無いです。ちなみに筆者が転入学試験を受験した理由は「研究したい分野の研究室が今いる高専に無かったから」です。

親の転勤等の理由じゃないと受験できない訳ではないので安心してほしいのですが、よほど強固な理由じゃないと厳しいと思います。

転校した後の学科はどうなるの?

基本的に、元いた高専情報工学科だったら、転校先の高専でも情報系の学科への転入となります。

しかし、全ての高専について調べた訳ではないので、詳しくは希望先の高専の教務係に問い合わせる必要があります。

もしも転入学試験に落ちたらどうなるの?

基本的に元いた高専に留まれます。 転校なんてしようとしたんだから退学だ!なんてことは無いはずです。

私立高専↔︎国立高専の転校はできるの?

ごめんなさい!わかりません。 多分カリキュラムさえ似ていればできるはずなんですが、希望先の高専の教務係に問い合わせてください。

転校できない条件ってあるの?

元いた高専での学科と、転校先の希望の学科が違う時です。また、同じ学科同士でもカリキュラムが全然違う場合は、単位認定等の関係で厳しい場合があります。

転校試験を受けるための手続きから合格発表までどれぐらい時間がかかるの?

私の場合は、担任に転校したい事を伝えてから実際の結果発表まで3ヶ月でした。これは高専によりけりだと思いますが参考程度に。

学校の成績が良くないと転校できないの?

絶対にできないって訳じゃないですが、成績が良いに越したことはないです。成績がよければ良いほど転入学試験において有利になると思っても良いと思います。

参考までに、筆者の学校での成績は40人中大体10位くらいです。

転校生の受け入れは消極的なんじゃないかな

高専は転入学の受け入れに消極的である、と書いてある記事がありましたが、個人的には嘘だと思います。

優秀な人であれば転入学先の高専にとってもメリットがありますし、必ずしも“消極的”とは限りません。

そもそも消極的であれば後述する書類審査の段階で不合格にしますしね。

第4年次編入じゃダメなの?

第4年次編入の制度は高校生向けであるため、高専生は受験できません。そのため、高専から高専への編入を希望する場合、転入学試験を受験する必要があります。

転入学試験の流れ

1. 親・担任に相談する

転校したいと思ったら、まず親と担任に相談しましょう。親の了承を得て、担任の先生の理解も得られたら次のステップへ進めます。

ほとんどの場合、高専の先生でも転入学制度について知らないと思うので、転入学制度についても説明するとより理解が得られやすいと思います。

2. 今いる高専の学生課教務係に行く

学生課の教務係まで行って「転入学をしたいのですが」と言いましょう。多分教務係なら制度自体は知ってるはずです(たぶん)。

あとは基本的に教務係の指示に従うだけです。

3. 照会

ここから先は私が希望した高専においての話です。高専によって流れは違ってもおかしくないので、参考程度でご覧ください。

まず、今いる高専の校長もしくは副校長が転入学試験受験の許可を出します。

許可が出たら、希望先の高専の校長に「うちに、そっちへ転入学したいって学生がいるんだけど良い?」って感じの転入学照会があります。

希望先の校長が「OK」って言ってくれたら無事転入学照会は終わりです。

4. 書類審査

転入学照会が終われば次は書類審査です。 私の場合は転入学希望理由書の1枚だけ書きましたが、高専によっては他の書類も書く場合があります。

5. 面接審査

早ければ1〜2週間ほどで書類審査の結果が届きます。 もし無事合格していれば、面接審査へ進むことができます。

面接審査は、希望先の高専へ直接行き面接試験を行います。高専によっては筆記試験がある場合がありますが、私の場合は面接のみでした。

面接には正装で行くと良いでしょう。今いる高専に制服があるなら制服で行くことが望ましいです。

面接の内容について、詳しいことは言えません。ただ1つアドバイスするなら、

希望先の高専のことを完全に理解しましょう!! カリキュラムや行事などはもちろんのこと、寮を希望するなら寮のことについても完全に記憶してください。

私から言えるのはこれだけです。

その他注意点

  • とにかく希望先の高専ことについて覚える
  • 生半可な理由で転校はしない方が良い

さいごに

もしこの記事を見ている方の中で実際に転校を考えている方がいて、この記事が参考になれたら嬉しいです。

高専から高専への転校は、あまり他人に言い過ぎると非常にプレッシャーが大きくなります。

メンタルのためにも転入学試験を受けている間は、あまり「自分転入学試験受けることになったぜ!」とか言わない方が良いです。

分からないことがあればコメントへどうぞ。

頑張ってください。

ここまでお読み頂きありがとうございました。