HackDay2018に参加した話

久しぶりの投稿になります。
今回24時間で1つのプロダクトを開発するコンテスト、HackDay2018に参加したのでその話を書こうと思います。

きっかけ

HackU名古屋で最優秀賞を受賞したので名古屋会場代表で招待させて頂きました。

この記事をまとめると

・いい夢を見るためのアプリを作った。
・疲れた。
・Hack賞を取れそうで取れなかったので悔しい。
・思いのほか期待されていたのでこれからも頑張りたいモチベが向上した。

作ったもの

睡眠中に感じる周囲の音や匂いは夢の内容に影響しやすい

夢はレム睡眠の時に見ることが多い

というのを応用して、レム睡眠を検知したら事前にセットしておいた音と匂いを流すアプリを開発しました。
匂いは、匂の元を枕元に置いてプロペラを回し匂いを流すっていう原始的な方法です。
詳しくは写真を参考にしてください。
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システム説明

MindWaveという脳波測定キットで脳波を測定しながら寝ます。脳波というのは普通数値を持たないのですが、相対的な量や時間的変動から脳波を数値かしました。
数値化された脳波からα波だのβ波だのを検出してレム睡眠も検出しちゃうって仕組みです。

苦労したこと

そもそもレム睡眠を検出することが非常に難しくそれだけで24時間中の10時間は費やしました。
使用言語は全てPythonで、MindWaveからの脳波データを受け取るためのthinkgearというモジュールを使用しました。
このthinkgearがなかなか曲者で、ネットの情報も少ないし扱い方もよく分からなくて苦労しました。
この件で苦労してる人は他にもいるはずなので、thinkgearについては僕の書いたプログラムを交えて別記事にまとめようと思います。

その他

表彰式にて、審査員の方がHack賞の表彰をしている時に

「この賞はチーム徹夜同好会と迷いました。」

とおっしゃって頂けました。
徹夜同好会というのは僕らのチーム名です。
Hack賞をあと少しで取れるっていう感じだったので、その分嬉しさもありましたし悔しさもありました。
機会があればまたHackDayに出て今度こそHack賞を奪い取りたいと思います。

その他技術的な話(thinkgearやその他サンプルプログラム)は後日別記事にまとめます。